土地柄、物件の様子をリサーチしないのは後悔のもと

 大阪の東淀川区で、とある不動産屋がやっているアパートを借りて住んでいたことがあります。その家に決めた理由は、会社から提案された物件のうちの1件だったからのような気がします。少し前なので、あまりはっきりとは覚えていないのですが。東淀川の駅まで10分、淡路の駅まで10分ほどと、中途半端なところでした。
 その地域に住むことになったのは、社会人としてはよくある理由ですが、転勤だったからです。初配属が大阪の支店でした。静岡より西に住んだことのなかった自分としては、全く不慣れな土地でした。
 家賃は梅田までほど近い地域にも関わらず、5万円に満たないほどでした。今でも思い返すと不思議なほど安いです。部屋の広さは10畳で、南向きの日当りのいい部屋でした。広さはひとりものには十分すぎるものでした。
 住む前は見知らぬ土地への不安はありながらも、新しい出会いや気づきがあるのではないかととてもわくわくしていました。何より南向きの部屋で10畳となれば、期待は膨らむばかりでした。そして風呂とトイレが別というところも大きな期待の一部でした。まさかこんな都市部にすませてもらいながら、トイレと風呂が別なんてなんという贅沢なのかとまじめに思ったものです。また、家の近くに商店街があるということも聞いていたので、住みの良さも期待できることが良かったところ。ずっと東京に住んでいたので、西の都である梅田の街を体験できるところも期待していました。ここのところは、今思い返して満足できるものです。
 住んでみて気づいたのですが、街が都市部に近いはずなのに、妙に家賃が安いということに疑問を持っていました。調べたら、この東淀川、淡路というところは昔部落があったということでした。なるほど、確かに妙に暗い雰囲気を放つ街だとは思っていましたが、そういう歴史の背景があるものは、隠せないオーラみたいなものがあるのですね。また、家賃が安いためか壁が薄すぎることにも気付きました。隣の人がなにをしているのかが音でわかるレベル。これにはまいりました。

駅からほど近く、都市部にも近く、家賃も安い。という物件でしたが、土地柄や物件の様子もしっかりとリサーチをせず、会社の提示されるまま、自分の住む場所を選ぶのは非常にリスキーなことだと勉強になりました。
次回以降は自分の目で必ず確かめてから、家を選ぶことにしています。

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